ワイン大国といえばフランスを思いつく方が多いでしょうが、実はブドウの栽培面積でいうと世界1位はスペインです。ワインの生産量についてもスペインは世界3位。
そんなワイン大国スペインでぜひ訪れてみたいワイナリーをご紹介していきます。
☆スペイン王室ご用達のワイナリーマルケス・デ・リスカル
国土の広いスペインの中でもワインの生産が特に盛んなのがリオハ。今スペインではワイナリーが自社のワインについてより理解を深めてもらおうとワイナリーツアーを積極的に進めています。ワインの生産が盛んであるリオハではワイナリーホテルと呼ばれる宿泊施設を用意して、存分にワイナリー観光を楽しんでもらえるように工夫を凝らしています。ワイナリー・デ・リスカルは150年以上もワインを作り続けているリオハの中でも老舗のワイナリーであり、スペイン王室ご用達としても知られています。
ワイナリーの中は創業当時から使われている機械や、最新の機械まで見学することができますので、ワイン造りの歴史を身近に感じることができます。さらに1862年から現在に至るまで貯蔵されているコレクションの数の多さは圧巻。見学後にはもちろんワインの試飲も楽しめます。
ワイナリーマルケス・デ・リスカルを訪れる際は、ホテルマルケス・デ・リスカルに宿泊をしてみてはいかがでしょう。ホテルの造りと一面に広がるブドウ畑のコントラストは見応えがありますし、ワインスパやミシュラン獲得シェフがプロデューしたレストランにて食事も楽しむことができますよ。
☆観光情報誌でも有名なフレシネ社のワイナリー
日本でも販売されているスパークリングワインの有名ブランド。観光地としても有名なバルセロナから約40kmの距離にあるカタルーニャ地方にあり、バルセロナから電車でアクセスすることもできます。フレシネ社では事前予約となりますがワイナリー見学ツアーも実施しています。伝統技法と最新技術を取り入れて作られるカバの生産過程を見ることは、ワインがあまり好きでないと言う方でも楽しめるでしょう。
ツアーに参加すると、まずはフレシネ社の歴史についてのビデオ上映があります。ビデオ鑑賞後はワイン工場の見学です。ガイドが製造工程について詳しい説明をしてくれます。さらには専門家がカバの美味しい飲み方についてレクチャーしてくれ、その後はカバを実際に試飲します。飲み方で味に違いが出るか試してみましょう。ツアーに参加すると、ワイン製造に関する理解をより深められるので、おすすめです。
スポンサードリンク
☆トロッコにも乗れるトーレス社のワイナリー
スペインは世界的に見てもスパークリングワインの製造が盛んです。世界でも賞賛されるワインブランドとして2年連続で1位を獲得したこともある、スペインワインブランドといえばトーレス社です。バルセロナからも近いため、アクセスも良好です。こちらのワイナリーの特徴はブドウ畑をトロッコ列車に乗って見学できる点です。ワイナリーの見学といえば工場内の見学がメインになりますが、トーレス社は原料となるブドウ畑の生産状況も見てもらうように配慮しています。
トロッコに乗るのは日本ではなかなか経験できないことですし、大人だけでなくお子さん連れでも十分楽しむことができます。もちろんワイン工場の中も見学でき、ワインの製造過程を間近で見学することができます。エンターテイメント性の高い内容になっていますので、幅広い年代、ワインの好き嫌いに関係なく楽しめるワイナリーだと言えるでしょう。
アナタへの関連記事