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ワイン産地まとめ グルジア(現:ジョージア)

Saku-zeoux
Saku-zeoux

現在、ジョージアと呼ばれる国グルジア。1991年にソビエト連邦から独立を果たした国の一つで、中央アジアの西側に位置し、トルコなどと国境を有しています。国の西側は黒海に面しています。

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グルジアワインの特徴

グルジアはワイン発祥の地の候補(諸説あり)として有名で、フランスやイタリアがワインを作り始めるずっと前からワイン作りを行っており、その歴史は8,000年にも及ぶと言われています。
クレオパトラやチャーチル首相が愛したワインという説も残っており、古代から人々に愛されてきたワインと言えます。

グルジアワインには特徴的な伝統的製法があります。
潰した果実をクヴェヴリという土器の中で発酵させるというものです。発酵機関が3~6ヶ月と短いのも他のヨーロッパワインにはない特徴といえます。この伝統製法は、2013年にユネスコ世界無形文化遺産にも認定されています。

使われるブドウもグルジア固有品種がたいへん多いです。固有品種は400にものぼると言われていますが、現在商業ワイナリーで栽培されているのは38種です。
このような理由から、グルジアワインの風味は、独特のものが多く存在します。

グルジアではフランスやイタリアと同様、複数のブドウをブレンドさせてワインを作ることが一般的です。フランスのボルドーやブルゴーニュと同様に、ワインの名前はブドウ品種ではなくワインが作られた「土地の名前」に由来するものがほとんどです。

ワインのカテゴリーは、甘口(スイート)、やや甘口(セミスイート)、やや辛口(セミドライ)、辛口(ドライ)、酒精強化ワイン、スパークリングワインと分けられています。グルジアワインの中では、セミスイートがもっともポピュラーです。
セミスイートの赤ワインでは、フヴァンチカラなどが有名です。

また、グルジアワインはそのボトルも特徴的です。一般的なワインボトルは緑や茶色などの色がついたガラスですが、グルジアのワインには素焼きのボトルに入れ口は蠟で密閉しているものがあります。
ボトルの描かれているデザインも独特です。古代壁画のような、歴史を感じさせる絵がかかれていたり、文字がかかれていたりします。
 

国内産地の紹介

国内の産地は大きく分けて5つあります。
カヘティ地方、カルトリ地方、イメレティ地方、ラチャ=レチフミおよびクヴェモ・スヴァネティ地方、アジャリア地方です。
その中でも代表的な産地が、カヘティ地方とイメレティ地方です。

カヘティ地方とワインの特色

カヘティ地方はグルジアの東部に位置する大変広いエリアです。グルジアのワイン用ブドウの70%がこの地域で栽培されています。
代表的なものにはツィナンダリという辛口の白ワインや、キンズマラウリやピロスマニなどのやや甘口の赤ワインがあります。ムクザニという辛口赤ワインも作られており、このワインは国際的なコンテストで複数回にわかる受賞歴があります。

イメレティ地方とワインの特色

イメレティ地方はグルジアの中部から西部に位置する、12の地域からなる地方です。この地方が原産とされている、ツォリコウリという白ブドウはグルジアの白ブドウ品種の中でも最も熟成に向く品種と言われています。

グルジアワインの魅力はユニークさ

ワインの醸造方法も、使われているブドウもグルジアワイン独特のものです。長い歴史の中で、伝統を守り作り続けられているワインからは人々のワインに対する愛情を感じずにはいられません。
世界のワイン通にもファンが多いグルジアワイン、日本でもインターネットなどで購入可能です。
一度試してみてはいかがでしょうか。

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