ブルゴーニュのワイン醸造メーカー、エティエンヌ・ド・モンティーユは、「フランスの醸造家によるパイオニアプロジェクト」として、寒い気候におけるのピノ・ノワールとシャルドネを生産を北海道南部のワイナリーで開始すると発表しました。
確信が産む最高の日本ワイン誕生に向けて
モンティーユはメディア向けの発表会でこう語った。
「来年、函館でブドウ園を買収してワイナリーを開く予定です。 最初のブドウ園の面積は3ヘクタールから5ヘクタールほどで、最終的には10ヘクタールから15ヘクタールまで拡大します。」
彼らは、日本、チリ、ニュージーランドの様々なブドウ畑を訪れた後、「高品質のピノ・ノワールと強力な国内ワイン市場を生み出す可能性」を持つ唯一の国という確信を得たとのこと。
「気候はバランスの取れたワインを生産するのに十分涼しく、土壌は低収量の火山型です」
と函館のテロワールと気候を説明。この地域の降雨量は近隣地域よりも高い事も指摘しており、夏期には月平均140〜180ミリメートルの降水量となっている。
しかし、彼は降雨量が問題ではないことを特に強調しました。より良い排水システムやプラスチックで土壌を覆うなどの手段を用いる事で、降雨の影響を軽減することができると計画しています。
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日本とフランスをつなぐワイン
「私は成功すると言っているわけではないが、成功するためにすべてをやる。 それは大きな経験と大きな挑戦になるだろう。
そして、我々は学ぶつもりであり、最終的にはブルゴーニュをより良いものにする財産となるだろう。」
非常に期待が持てる取り組みです。ファーストビンテージにお目にかかる日が待ち遠しいですね!
引用:https://www.thedrinksbusiness.com/2017/01/etienne-de-montille-to-open-winery-in-japan/
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