Wine Follyが2017年のアメリカワインの市場トレンド予測を発表しました。
1:黒ぶどう品種「カンノナウ」が流行る
サルデーニャを代表する品種で、起源はスペインと言われている品種です。フランスのグルナッシュ、アリカンテ、スペインのガルナッチャ、イタリアのトカイ・ロッソと同一品種。需要と供給のバランスがここ2年ほど安定しているというデータがあります。
2:リースリングはチャンスを伺う
大きな波をまサーファーのように、リースリングはチャンスをうかがっています。2011年〜2015年の間にいくつか波が立つタイミングがありましたが、まだまだ乗り切れてません。果たして今年は話題になるのか!?
3:ドナルド・トランプが及ぼす多様性社会
ドナルド・トランプ政権になって、アメリカのワイン生産に関しても多様化を促すと考えられます。ワインを愛するアメリカ人は、2017年に新しいスタイルを学び、新しいスタイルを味わっていきたいと強く願っていることでしょう。
4:箱型の容器に詰められたワイン
箱型の容器に詰められたワインは、輸送においても便利で健全だということを証明してきました。これからそう行った輸送がもっと増えるかも。
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5:ドルの強さが輸入ワインを安くする
引き続きプレミアム化傾向が続いていますが、それでもまだ多くの外国ワイン生産者が10〜15ドルと15〜25ドルの価格帯のワインを生産しており、そしてドルの強さで安く飲めるのがいいのですが、アメリカの生産者は価格競争に追い込まれてます。たまったもんじゃ無いですね。
6:フランスのワインをもっと!
フランスのワインの販売数は、最近数ヶ月のアメリカにおいては上昇してます。もちろんドルの強さのおかげ!ポルトガルとイタリアのワインも同じような傾向に。これまたアメリカの生産者は大変になってきます。
7:そしてチリ、南アフリカ、ニュージーランドのワインがふえている。(イギリスのEU離脱が原因)
イギリスがEUから離脱した結果、国際的なワインマーケットがイギリスからアメリカに移行しています。それにともなってチリ、南アフリカ、ニュージーランドのワインの輸入も増加しています。
8:ということで2017年はアメリカはいい年になる
このようにアメリカにおける海外ワインの輸入は、アメリカワインとの健全な競争を促し、さらなる多様性をアメリカに及ぼすでしょう。
引用:Wine Trend Predictions for 2017
http://winefolly.com/update/8-wine-trends-to-watch-for-in-2017/
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