初心者から中級者・プロフェッショナルの誰でも楽しめて、かつ勉強もできて、ワインの事がよくわかるワイン書籍・本をいくつかピックアップしました。
読書の秋、これからの季節に1冊どうぞ!
図解 ワイン一年生
2015年11月に発売されて一部のファンに支持され続けているこの本。テーマは「世界一簡単なワインの教科書」。ゆる〜いイラストと、途中に挟み込まれている漫画で、ワインの事をよく知れます。
ブドウ品種の説明ページでは、それぞれのブドウ品種をキャラクターに置き換えて、性格づけをしています。「シャルドネ」は、女の子キャラで、誰にでもなじむ事の出来る人気のアイドル、「ピノノワール」は孤高の美女、という設定。
サンクチュアリ出版から初版1万2000部で発行され、その後の好調な販売の伸びを受けて5000部の重版が決まり、電子書籍化も決定したとの事です。
The WINE ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド
アメリカamazon Wine部門1位、本場フランスやイタリアをはじめ、世界19カ国で大人気のワインガイドブックです。
ワインの定義、ワインに使われるブドウ品種やワインと気候の関係、ワインの味わい方や選び方、香りの種類など、目で見て理解しやすいようにヴィジュアル化された一冊。
著者はアメリカの国際的ソムリエ教育機関「コート・オブ・マスター・ソムリエ」の資格をもつソムリエであるマデリン・パケットと、Wine Follyの共同設立者でウェブサイトのビジネス戦略、インターネット技術、情報モデリングを担当するジャスティン・ハマックの2人。初心者からプロまで、一家に1冊ぜひ置いて欲しい本です。
ワインの飲み方、選び方 ジャンシス・ロビンソンのワイン入門
イギリス・カンブリア出身のワイン評論家、ジャーナリスト、そしてマスターオブワイン(MOW)でもあるジャンシス・ロビンソンが語るワインのあじわい方の妙、奥深い物語のお話。
初心者にも上級者にも最適なワイン攻略本となっています。この本を読めば短期間で、一人前のワインテースターになれるかも。
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おいしいワインはインポーターで選ぶ!
ワインを選ぶ時に生産国、生産地、ブドウ品種など様々な情報が沢山ありますが、こちらは「インポーター」に注目した本。
おいしいワインにたどり着くのは難しいそんな時は、裏ラベルに記載されているインポーター(=輸入業者)を見るのがよい手がかりとなります。良いインポーターは、しっかりした生産者を選び、良いコンディションで輸入管理し、顧客のもとに届けるという信念があるからです。
誰にでも簡単においしワインが選べるよう、この本では10社インポーターをセレクトして紹介しています。また、インポーター会社にいる「人」に特化し、その個性、こだわり、得意分野などを合わせて紹介しています。インポーターと生産者との大事な関係性が垣間見れる一冊です。
必携 ワイン基礎用語集―ソムリエ試験に役立つ
この本は私も本当に買ってよかったな〜と思う一冊です。
本としては、シンプルにワインに関する言葉を網羅した基本用語集。約1460語の用語を「テーマ別」と、「50音順&アルファベット順」で掲載し、どんな方向からでも意味を簡単に調べることができます。
ワインを勉強し始めた人から上級者まで、言葉の意味や定義(スペル)、試験に出る料理の名前、チーズを調べたい時に本当に重宝します。監修は日本ワインを愛する会の副会長である、遠藤誠先生です。
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