本メディアでも記事を書いていただいているHoly(ホーリー)さん主催のワイン会「第53回Tokyo ホーリーオーガニックワインパーティー」が、麻布十番のイタリアン「Osteria Dieci」にて開催された。
提供されたのはイタリアのマルケ州にあるオーガニックワイナリー”FIORANO”社のオーガニックワイン。
Holy(ホーリー)さんが代表を務めるNarzVino(ナーズヴィーノ)が日本総代理店となって輸入を手がけている。
今回はマルケ州のワインに合わせた料理をOsteria Dieciのシェフ須永氏に提供いただきながら、イタリアのオーガニックワインの魅力を語ってもらった。
葡萄本来の力を感じる
オーガニックワインは、人間の作った農薬や化学肥料、香料などを全く使っていないので、葡萄本来の力を感じることができます。
具体的には、グラスに注いでから時間の経過とともに変わりゆく様をたっぷりと堪能することができ、通常のワインよりもその変化の幅が大きいのが特徴です。
数年間もボトルの中で眠っていた酵母が空気に触れ、だんだんと起きて来ると、香りも味も立って来ます。それをワイン用語では「開く」という言い方をします。
花がつぼみからだんだんと開花して満開に咲ききるまでお楽しみいただきたいと思います。
イタリアのワインは強いので、赤ワインは特に1週間ほどは徐々に変化しながら日々変わりゆく様をお楽し無ことができるとのこと。
Gyo Falerio Pecorino 2015
明るい緑がかった黄色で、フローラルなアロマの芳香とミネラル感のあるフレッシュな味わい。
どんな料理にもよく合う。
生ハムやサラミのともバッリチ。
ROSATO(ロゼ)
樹齢16年のサンジョベーゼ100%で作られたロゼワイン。
作る過程で皮を抜き取るので、とても綺麗なロゼワインになるとのこと。
フレッシュ感が残り、冷やしてそのまま、または前菜や魚料理に合います。
スポンサードリンク
Sangiovese2015
先ほどのロゼに使用しているサンジョベーゼ。
ルビーレッド色が美しく、フレッシュな赤い果実のアロマで、絶妙な酸味とソフトなキャラメルの味わいのバランスが非常に秀逸。
Gyo Rosso Piceno 2015
セパージュはモンテプルチャーノ種70%+サンジョベーゼ種30%。
赤いルビーレッド色で、赤い果実のアロマに調和のとれた味わい。
2種類のぶどうを混ぜて、23度〜25度で10日間発行した後、60日間セメント容器で熟成後、2ヶ月間の瓶内熟成を経てるとのこと。
Gyo Rosso Piceno Superior 2013
こちらもセパージュはモンテプルチャーノ種70%+サンジョベーゼ種30%。
2種類のぶどうを混ぜて、23度〜25度で10日間発行した後、60日間セメント容器で熟成後、こちらは1年間の瓶内熟成を経てます。
より、コクのあるシルキーなニュアンスが出ています。
楽しくイタリアを感じながら夜がふけていく
最後に料理の解説やシェフによる、マルケ州ってどこだっけ?という解説。
料理もワインもとても美味しく、参加された皆さんからは笑顔があふれていました。
ごちそうさまでした!
■登場したホーリーワインはこちら
オンラインショップ
http://narzvino.com/
■Osteria dieci (オステリア・ディエチ)について■
http://buzcre.com/dieci/
東京都港区麻布十番 2-8-15 1F
03-3453-4021
まさにイタリア現地の食堂。気の合う友人たちと共に
美味しい料理とワインを囲んで、賑やかで心地よい時間を。
東京の中心にありながら、歴史の面影と人々の息吹が感じられる街、麻布十番。その裏路地に、まるでイタリアの街角にあるような、大衆的なオステリア(市場食堂)が誕生しました。
スローフード発祥の地、北イタリア・ピエモンテで修行したシェフが、日本の生産者を直接訪ねて出会った旬の食材を使った「郷土料理」。そして、ピエモンテをはじめ、ロンバルディア、エミリア・ロマーニャ、ヴェネトなど、
イタリア北部の銘醸地のワインが食卓を彩ります。
ディエチで、大切な人との縁を深め、心満たされる時間をお過ごしください。
■シェフのご紹介■
Osteria Dieciのシェフ、須永健太郎氏(左側)は、トリノ、サンピエロ・イン・バーニョ、ミラノといったイタリア北部で修行を重ねてきました。彼が現地で学び触れた、土地や気候の個性が色濃く反映する「郷土の味」を中心とする、様々なメニューを展開します。イタリア料理の本質である、素材の持ち味を最大限に引き出すために、食材も可能な限り現地から調達しています。
おかげさまで、オープンからわずか半年で、在日イタリア商工会議所の認定機関よりAQI認定(*1)を受けました。季節ごとの「旬な食材」を使った伝統的なお料理で、皆さまをおもてなしさせていただきます。
*1:AQI認定:イタリア料理の伝統的なレシピを遵守し、イタリアの文化とホスピタリティーをお客様にお伝えする努力をされている
イタリアンレストランに在日イタリア商工会議所がその品質を認定する機関認定です。
アナタへの関連記事