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ワイン産地まとめ 日本

Saku-zeoux
Saku-zeoux

日本を代表する白ワイン用品種の「甲州」や、赤ワイン用品種の「マスカット・ベリーA」などの日本固有の品種に加え、アメリカ原産ラブラスカ種との交配種、さらに近年はシャルドネ、メルローといった欧州系品種も導入され、多様な味わいのワインが造られています。

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日本ワインの特徴

全般的な味わいの特徴は、フルーティーさと繊細さ、そして苦味です。和食と日本ワインはこの繊細さにおいて相性の良さを発揮します。

国内産地の紹介

日本全国でワインが造られていますが、主な産地は山梨、長野、北海道、山形です。

山梨とワインの特色

山梨県は日本のワインの発祥の地であり、約80社のワイナリーが国内の約3割のワインを生産しています。なかでも、2010年にワインの国際的審査機関「OIV」に登録された特産の甲州種ブドウで造られた白ワインは品質も高く、和食に合う味わいが特徴です。甲州は和食ブームの海外でも注目を集めており、世界市場へのチャレンジも始まっています。また、国産ブドウ100%で造られたワインの品質を競う「国産ワインコンクール(Japan Wine Competition)」を、毎年山梨県で開催しています。

長野とワインの特色

長野県はぶどう栽培に適した自然条件を備え、ワイン用ぶどうの生産量日本一を誇ります。また、県内のワインをめぐる動きが活発な地域です。
県内全体を「信州ワインバレー」と称し、全ワイナリー(メーカー)25社の立地と気候にあわせて「信州ワインバレー」を以下の4つのバレーに分けています。

・日本アルプスワインバレー
 松本、安曇野に広がるエリアで欧州系のワイン用ぶどうによる醸造が盛んな地域
・千曲川ワインバレー
 雨が少なく日照時間が長い気候と土壌の質が欧州系のワイン用ぶどうの栽培に最適な地域
・桔梗が原ワインバレー
 日本のワインの先進地として、またナイアガラ、コンコードの産地として有名な地域
・天竜川ワインバレー
 果物の産地でヤマ・ソービニオンやヤマブドウなど日本の固有品種を用いたワインが特徴的な地域

さらに、県独自の「長野県原産地呼称管理制度」を整えるなどして、NAGANO WINEの発展に寄与しています。また、内外のワインジャーナリストや専門家が審査を務める「国産ワインコンクール」で、NAGANO WINEや長野県産のぶどうを使ったワインは毎年入賞しており、特に欧州系品種のワインにおいて実力は国内一と言えるでしょう。

北海道とワインの特色

梅雨がない北海道は湿度が低く、昼夜の寒暖差が大きいため、ワイン造りに適した糖度の高いブドウが実ります。年々ワイナリーの数も増え、現在20以上あります。近年は、岩見沢市や三笠市などの空知エリアをはじめ、ブドウの栽培が盛んでワイン特区に認定された余市町を中心に、良質なワインを醸造するワイナリーが増えています。

山形とワインの特色

ブドウ生産量で全国3位を誇る山形県では、明治時代に山梨県で日本初のワイン製造が行われたのとほぼ同時期にワインづくりが始まり醸造技術が磨かれてきました。現在、県内には11社のワイナリーがありますが、全社とも原料には地元で栽培したぶどうを100%使用していることが大きな特徴です。

ほんとうの「日本ワイン」を

日本のワイナリーが販売しているワインのうち、国内で作られたブドウを原料にして醸造されているワインは全体の10%程度に過ぎないとみられています。
日本のブドウから作られたワインだけを「日本ワイン」として、呼称を認める制度が現在整えられています(国税庁告示の果実酒等の製法品質表示基準・平成30年10月30日より適用)。

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