いよいよ夏が近づいてきたので、イタリアの白ワインをテイスティング。
サンタンティオコ島の風
Sardus Pater / サルドゥス・パーター
“Terre Fenicie Vermentino di Sardegna 2014”
ブドウ品種:ベルメンティーノ
地域:イタリア・サルディーニャ州 DOCヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ
熟成は樽を使用せずタンクで発酵、熟成。
地中海に浮かぶイタリア・サルディーニャ島の南西に位置する離れ小島「サンタンティオコ島」で、
1949年よりワイン造りを行うワイナリーがこの「Sardus Pater / サルドゥス・パーター」。
2012年にはイタリア厳格評価誌ガンベロロッソにて、わずか300本ほどにしか与えられない最高評価の3つグラス(トレ・ビッキエリ)を獲得し、さらに赤ワイン部門ではNo.1に選出されるなど、サルディーニャを代表する生産者として飛躍を遂げました。
樹齢80年を超える古木も多く栽培されており、フィロキセラの被害を受けてない苗木を使用してます。
編集部評価
▪コストパフォーマンス
★★★★☆
▪️フィネス
★★☆☆☆
▪️奥深さ
★☆☆☆☆
2,480円前後(税別)
**KZ個人的感想**
最初に印象にのこったのは、フレッシュな果実みと輝き、そして生き生きとした酸です。
青々しさのなかに、白い花の蜜のニュアンス。そして若干の苦味を感じされます。
酒石酸の存在がありますが、ミネラル感は控えめな印象です。
時間経過とともに、香りはお香のような高貴な香が登場してきます。
イタリアンはもちろんのことですが、これは和食との相性もいいかと。
特に山菜の天婦羅や、苦味がある食材とベストマッチするとおもいます。
アナタにオススメ