日本食とワインという素晴らしいテーマ
日本食なら当然、日本酒が合います。
ここでは『日本食とワインって合うの?』
を切り口に、日々の料理の中でお互いの美味しさがグッと増したと感じた事を少しずつ書かせていただきます。
今回は『鰻』
今回は『鰻』をテーマに書きます。
鰻は川魚特有のクセのある香りと、魚とは思えないような強い脂の味わいが身上です。
一般的には焼いて食べますが、大まかに味としては白焼き、タレ焼きがあり、
焼き方としては地焼き→蒸し→本焼きの関東風、地焼きのみの関西風があります。
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鰻に合わせるのは?
鰻を食べる際に、普段、何を飲みますか?
鰻を夏に食べるならビールも良いですし、『鰻ざく』や『う巻き』に旨味の強い純米酒を合わせるのも良いですね!
今回はこのタレ焼きの鰻に『熟成したピノノワール』を合わせる事を提案します。
一概に言えば赤ワインは熟成が進むと、フレッシュフルーツのような味わいは、ドライフルーツのように、稀に『出汁っぽい』と感じる場合もあり、伸びやかな酸味はおだやかになり、果皮由来のタンニンはカドが取れて丸くなり、香りはフレッシュな果物の香りからキノコや紅茶など、更には落ち葉などの土っぽさとも比喩される深みのある香りへと変わっていきます。
・鰻の『脂分』には『カドとれたタンニン』
・タレによる『甘み』とは『おだやかな酸味』
・川魚特有の『香り』には『熟成による香り』
文書から、想像してみて下さい。(申し訳ないですが)
これが、まぁ、よくぞここまで相乗させてくれるな!と身震いするくらい抜群に合います。
今回合わせたワインはコチラ
BEAUNE 1er Cru LES TOUSSAINT[1995] (ALBERT MOROT)
お値ごろで熟成したブルゴーニュが味わえます。お試し頂ければ幸いです。
それでは素敵なワインライフを。
■霞町かしわ割烹しろう
電話 03-6883-1106
営業時間 18:00〜23:00(ラストオーダー)
定休日 月曜日・年末年始
席数 カウンター 10席(貸切可)
ご予約はこちら:ポケットコンシェルジュ
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