ワインのラベルデザインを考えていた時に気になったので
調べてみました。
日本古来の「家紋」に葡萄(ブドウ)って
あるのでしょうか?
葡萄紋の由来
ペルシャ原産の蔓性落葉樹。
日本にも野生種が存在したが、食用としての栽培は鎌倉時代から。
しかし、模様としては古く、正倉院宝物物の中にも葡萄をあしらった鏡や箱が見られるようです。
家紋は、葉と実と蔓を図案化したもの。
松平家が葵紋を避けるため、葉の形が似た葡萄紋を用いた、との節があります。
葡萄紋の種類
葡萄に関連する家紋は現在8種類あるようです。
葡萄桐
三つ葡萄の葉
葡萄枝丸
枝葡萄
糸輪に葡萄棚
葡萄の丸
下がり葡萄
一房葡萄
葡萄の歴史は古い
奈良時代には葡萄をモチーフとした絵柄が数多くあり、
葡萄という存在が知られていたことはわかってます。
日本における代表的な品種は「甲州種」。
「甲州種」は、ヨーロッパが起源の日本固有品種で、
奈良時代から平安時代にかけて、シルクロードを通って、仏教と共に日本に伝わったとされています。
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